疾患
Diseases頭痛・偏頭痛
頭痛・偏頭痛について
頭痛は多くの方が日常的に経験する症状ですが、大きく分けて基礎疾患のない「一次性頭痛」と、他の病気が原因で引き起こされる「二次性頭痛」が存在します。特に偏頭痛は、ズキズキとした拍動性の強い痛みが特徴で、吐き気や光・音への過敏を伴い、日常生活や仕事に大きな支障をきたすことが少なくありません。市販の鎮痛薬で一時的にしのぐのではなく、医療機関で適切な診断と専門的な治療を受けることが、痛みから解放される第一歩です。長引く頭痛にお悩みの方は、決して無理せず当院にご相談ください。なお当院では、月・火・木(午後)・金曜日、および第3土曜日に初診を承っております。
頭痛・偏頭痛の症状について
当院でよくご相談いただく症状は以下の通りです。その他に関しても気になる症状があれば、お気軽にご相談してください。
- 頭痛がする・頭が重い
- めまいがする・立ちくらみが頻繁に起きる
- 吐き気がする・嘔吐してしまった
- 起床時に口が乾いている・頭痛がする(SAS疑い)
頭痛・偏頭痛の診断と検査について
血液検査:アレルギー、炎症反応、生活習慣病数値の測定
体内の炎症反応や感染症、貧血などが頭痛の原因となっていないかを詳細に確認するために実施します。また、生活習慣病の数値やアレルギー反応を測定することで、血管への負担や体質的な要因による頭痛の可能性を探ります。全身の健康状態を客観的に評価し、隠れた疾患を見つけ出す上で欠かせない基本的な検査となります。
エコー検査(頸部血管エコー)
頭痛の背景に首の血管由来のリスクが疑われる場合には、頸部血管エコー検査を行うことがあります。首の動脈の様子を超音波で観察し、動脈硬化の進行度や血管の詰まりがないかを丁寧に評価できる検査です。血液の流れの異常や硬さは頭痛を引き起こす要因の一つとなるため、身体への負担が少ない方法で原因を調べたい際に、有用な検査手法として活用しています。
睡眠時無呼吸検査
起床時の頭痛が続く場合、睡眠中の無呼吸による酸素不足が痛みを引き起こしていると疑われることがあります。その際には、ご自宅で専用の小型機器を使用して、睡眠中の呼吸状態やいびきを測定していただく検査をご案内します。睡眠時無呼吸症候群が頭痛の要因となっていないかを調べ、適切な治療へと繋げます。
レントゲン
副鼻腔炎などによる顔や頭の痛み、あるいは首や肩の状態が影響していると考えられる頭痛の鑑別が必要な場合に、レントゲン検査を行うことがあります。鼻や首まわりの状態を確認し、頭痛につながる他の疾患が隠れていないかを視覚的に確認することで、多角的な視点から症状の原因を探ります。
頭痛・偏頭痛の治療法について
薬物療法
患者様の頭痛の種類や頻度、痛みの強さに合わせて適切なお薬を処方いたします。偏頭痛の予兆がある段階で使用する専用の痛み止めや、慢性的な痛みを和らげる鎮痛薬、吐き気を抑える薬などを症状に応じて組み合わせて用います。また、痛みの発作そのものを起こりにくくするための予防薬を継続して服用していただくこともあり、症状によっては注射による予防治療もご提案可能です。患者様のライフスタイルや体質に合わせた総合的な治療をご提案いたします。
生活習慣の指導
お薬での治療と並行して、頭痛を誘発する要因を減らすためのアドバイスを行います。十分な睡眠の確保やストレスの軽減、適度な運動を取り入れることの重要性をご説明します。また、食生活の改善や、首回りの緊張をほぐすための簡単なストレッチなど、日常生活の中で実践できるセルフケアについて丁寧にお伝えし、再発しにくい体づくりをサポートいたします。
頭痛・偏頭痛の予防について
頭痛の予防には、ご自身の頭痛のきっかけ(誘発要因)を把握することが大変重要です。日々のストレスや肉体的な疲労、睡眠不足、特定の食べ物や天候の変化などが痛みの誘因となることが多いため、規則正しい生活リズムを心がけることが予防の第一歩となります。また、長時間のパソコン作業やスマートフォンの使用は、首や肩の筋肉を過度に緊張させ、痛みを引き起こしやすくなります。こまめに休憩を取り、軽いストレッチで血流を促すなど、日頃からの小さな工夫を積み重ねることが、頭痛のない健やかな毎日へと繋がります。