症状
Symptoms動くと息切れがする・階段の上り下りがつらい
体を動かしたときの息切れ(労作時呼吸困難)は、体力低下や加齢による一時的なものから、心臓・肺の疾患や貧血など治療が必要な病気のサインである場合もあります。当院では、丁寧な問診と心電図・胸部X線・血液検査などで原因を探り、患者さま一人ひとりに合った治療をご提案します。
こんな症状はありませんか?
以下のような症状にお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
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階段を上がると息切れがする
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以前は平気だった動作で息が切れるようになった
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少し歩くだけで息苦しくなる
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息切れとともに動悸がある
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息切れとともに足がむくむ
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息切れとともに疲れやすい
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喫煙歴があり息切れが気になる
労作時の息切れのおもな原因
動いたときの息切れにはさまざまな原因が考えられます。
慢性閉塞性肺疾患(COPD)
長年の喫煙により肺の機能が低下し、労作時の息切れが徐々に進行します。咳・痰を伴い、進行すると安静時にも息苦しさを感じるようになります。
心不全
心臓のポンプ機能が低下し、体に十分な血液を送れなくなることで労作時に息切れが起こります。足のむくみ・疲れやすさ・横になると息苦しいなどの症状を伴います。
貧血
血液中の赤血球やヘモグロビンが減少し、体に十分な酸素を届けられなくなることで息切れが起こります。だるさ・めまい・動悸を伴うことがあります。
気管支喘息
気道の慢性炎症により、運動時に気道が狭くなって息切れや咳が起こることがあります(運動誘発性喘息)。
間質性肺疾患
肺の組織が線維化して硬くなり、酸素の取り込みが悪くなる疾患です。労作時の息切れが初期症状として現れ、徐々に進行します。
こんな息切れは要注意です
以下の症状がある場合は、重大な疾患が隠れている可能性があります。速やかに受診してください。
すぐに受診が必要なサイン
- 以前は問題なかった動作で急に息切れが出るようになった
- 息切れが日に日に悪化している
- 足のむくみ・急激な体重増加がある
- 胸の痛みや圧迫感を伴う
- 唇や爪が紫色になる
- 横になると息苦しくて眠れない
当院の治療アプローチ
労作時の息切れの原因に合わせて、適切な治療を行います。
薬物療法
COPDには気管支拡張薬・吸入ステロイド薬、心不全には利尿薬・強心薬、貧血には鉄剤・ビタミン剤、喘息には吸入療法など、原因に応じた処方を行います。
生活習慣の改善
禁煙、適度な運動(呼吸リハビリ)、栄養管理、適正体重の維持など、心肺機能を維持・改善するための生活改善をサポートします。
経過観察・精密検査
心電図、胸部X線検査、血液検査(貧血・BNPなど)、呼吸機能検査、心臓エコー検査などで原因を特定し、定期的に経過を観察します。