疾患

Diseases

気管支拡張症

気管支拡張症について

気管支が何らかの原因でダメージを受けて傷つき、広がったまま元に戻らなくなってしまう病気です。広がってしまった部分には細菌や痰が溜まりやすくなるため、長引く咳や、大量の痰が出たり、時には痰に血が混じり(血痰)ます。放置すると繰り返し細菌に感染し、少しずつ肺の機能が低下してしまいます。痰の量が増えたり血が混じったりした時は、病状が悪化しているサインですので、早めにご相談ください。

気管支拡張症の症状について

慢性的に痰が絡む」「血痰(痰に血が混じる)が出ることがある」「同じような気管支炎・肺炎を繰り返す」とお悩みの方からのご相談を多くいただきます。気管支拡張症は適切な管理と感染予防(肺炎球菌ワクチン等)で進行を抑えられます。以下のような症状に当てはまる方は、ぜひご相談ください。

  • 咳が止まらない・長引く(2週間以上続く)
  • 痰(たん)が絡む・のどの奥にひっかかる
  • 黄色や緑色の痰が出る・痰の色がおかしい
  • 痰に血が混じる(血痰が出る)
  • 発熱・微熱が続く

気管支拡張症の診断と検査について

レントゲン

胸部の画像を撮影し、気管支の壁が厚くなっている所見や、拡張した気管支の異常な影がないかを確認し、病変の広がりを視覚的にしっかりと評価します。

血液検査:アレルギー、炎症反応、生活習慣病数値の測定

体内の炎症反応(白血球やCRPなど)を測定し、細菌感染による急性の増悪が起きていないかを客観的な数値として把握し、治療の必要性を判断します。

気管支拡張症の治療法について

薬物療法

溜まった痰を出しやすくする去痰薬や、炎症を抑えつつ細菌の増殖を防ぐ目的でマクロライド系抗菌薬を少量で長期的に服用する治療などを行い、症状をコントロールします。

気管支拡張症の予防について

風邪などのウイルス感染がきっかけで症状が悪化しやすいため、日頃からの手洗い、うがい、マスク着用といった基本的な感染予防が非常に重要になります。また、インフルエンザワクチンや肺炎球菌ワクチンの定期的な接種も、感染による重症化を防ぐために推奨されます。日頃からバランスの取れた食事をとり、体力維持に努めましょう。

関連ページ

同じカテゴリの疾患

診療科のご案内