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食道がん・食道静脈瘤

食道がん・食道静脈瘤について

飲酒や喫煙が主な原因のがんと、肝硬変などによる門脈圧亢進で血管がこぶ状に膨らむ静脈瘤を指します。どちらも初期は無症状で進むため、胸のつかえ感がある方やリスクが高い方は、一度専門的なチェックを受けておくことが大きな備えになります。より負担の少ない方法で、今のご自身の状態を一緒に確認し、将来の大きな不安を解消するためのサポートをいたします。

食道がん・食道静脈瘤の症状について

飲酒・喫煙歴がある方、「食べ物がつかえる感じ」がある方、肝硬変などの基礎疾患をお持ちの方からのご相談が多い疾患です。食道がん・食道静脈瘤は、胃カメラ(経鼻・経口・鎮静剤対応)で早期発見することが何より重要です。以下に当てはまる方はぜひご相談ください。

  • 胸やけがする
  • 吐き気、嘔吐がする
  • 呑酸(酸っぱいものが上がってくる)
  • 胃もたれがする
  • お腹が痛い(腹痛)
  • お腹が張って食欲がない
  • 吐き気がする・嘔吐してしまった

食道がん・食道静脈瘤の診断と検査について

上部消化管内視鏡(鎮静剤使用、経口内視鏡、経鼻内視鏡)

食道の粘膜を直接見て、小さな変化や血管の膨らみを観察します。自覚しにくい段階での発見に非常に優れた力を発揮し、早期の対策を可能にする不可欠な検査です。

エコー検査(腹部:肝、胆のう、膵臓、腎臓、膀胱)

食道の血管に影響を与える肝臓などの働きを、身体に優しく詳しく調べます。静脈瘤の原因となる肝機能の評価にとても有効な手段です。

血液検査:アレルギー、炎症反応、生活習慣病数値の測定

肝臓の数値や貧血、腫瘍マーカーをチェックし、お一人おひとりのリスクを客観的な数値で正しく評価するためのデータを得ます。

心電図

胸の痛みが心臓によるものではないかを確認し、安全に内視鏡検査を受けていただくためのスクリーニングとして行います。

食道がん・食道静脈瘤の治療法について

内視鏡治療

静脈瘤の状態に合わせて専用の処置を検討し、破裂による大出血を未然に防ぐ治療を行います。患者様の安全を最優先にした丁寧な方針を立案いたします。

薬物療法

血管の圧力を穏やかに整えるお薬や、基礎疾患である肝臓の働きをサポートするお薬を処方し、体の内側から将来のリスク管理を支えます。

食道がん・食道静脈瘤の予防について

タバコをやめ、過度な飲酒を控えることは食道がん予防に極めて効果的です。特に、お酒ですぐに顔が赤くなる方はより注意深いケアが必要です。静脈瘤の予防には、原因となる肝臓病(肝炎や脂肪肝など)を医師と一緒にしっかりと管理し、進行を抑えることが将来を守る鍵となります。

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