疾患
Diseases禁煙外来
禁煙外来について
「タバコをやめたいけれど、どうしてもやめられない」とお悩みの方をサポートする専門の窓口です。タバコがやめられないのは意志が弱いからではなく、「ニコチン依存症」という治療できる病気だからです。一定の条件を満たせば健康保険が使え、専用のお薬を使うことで、自力でやめるよりもイライラなどのツラい症状を抑えながらスムーズに禁煙できます。ご自身の健康とご家族のために、まずは一度お気軽にご相談にお越しください。
禁煙外来の症状について
当院でよくご相談いただく症状は以下の通りです。その他に関しても気になる症状があれば、お気軽にご相談してください。
- 咳が止まらない・長引く(2週間以上続く)
- 痰(たん)が絡む・のどの奥にひっかかる
- 動くと息切れがする・階段の上り下りがつらい
- 黄色や緑色の痰が出る・痰の色がおかしい
- 胸がドキドキする・脈が飛ぶ(動悸・不整脈)
- 頭痛がする・頭が重い
- 顔や手足のむくみ(浮腫)が気になる
- 健康診断で「血圧が高い」と指摘された
- 健康診断で「コレステロール」「中性脂肪」が高いと指摘された
禁煙外来の診断と検査について
呼気NO検査
タバコの煙は気道に強い刺激を与え、アレルギー性の炎症を引き起こします。呼気中の一酸化窒素濃度を測定することで、喫煙による気道の炎症状態を数値化して把握し、禁煙継続への客観的な動機付けに役立てます。
レントゲン
長年の喫煙によって肺にダメージが蓄積し、COPD(慢性閉塞性肺疾患)や肺がんなどの深刻な病気が隠れていないかを画像でしっかりと確認し、肺の健康状態を評価します。
血液検査:アレルギー、炎症反応、生活習慣病数値の測定
喫煙によって悪化しやすいコレステロール値や血糖値などの生活習慣病の数値を測定し、タバコが血管や代謝に与えている影響を客観的に評価して、全身の健康状態を確認します。
心電図
ニコチンやタバコの成分は心臓や血管に多大な負担をかけるため、不整脈や心筋虚血などのサインが出ていないかを調べ、安全に禁煙治療を進めるための確認を行います。
禁煙外来の治療法について
薬物療法
禁煙に伴うイライラや離脱症状を和らげるため、ニコチンを含まない飲み薬(チャンピックス)や、皮膚からニコチンを吸収させる貼り薬(ニコチンパッチ)を処方します。これらのお薬を使用することで、タバコを美味しいと感じにくくする効果も期待でき、自力よりも楽に、かつ高い成功率で禁煙を続けられるようサポートします。
生活指導
医師の指導のもと、禁煙を継続するための具体的なアドバイスや、ストレスのコントロール方法、口寂しさへの対処法などを丁寧にお伝えします。一人ひとりのライフスタイルに合わせたサポートで、無理のない禁煙成功を目指します。
禁煙外来の予防について
禁煙の成功を維持するためには、タバコを吸いたくなる状況(お酒の席やストレスが溜まる場面など)をあらかじめ予測し、対処法を持っておくことが重要です。当院では定期的な通院を通じて、禁煙継続のアドバイスだけでなく、体重増加への対策やストレス管理の方法を丁寧にお伝えし、将来的な再喫煙をしっかりと予防いたします。