症状
Symptoms胸がドキドキする・脈が飛ぶ(動悸・不整脈)
動悸や脈の乱れは、緊張や運動後など日常的に起こることもありますが、心臓の疾患や甲状腺の異常など治療が必要な病気が隠れている場合もあります。当院では、丁寧な問診と心電図などの検査で原因を探り、患者さま一人ひとりに合った治療をご提案します。
こんな症状はありませんか?
以下のような動悸・不整脈にお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
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安静にしていても心臓がドキドキする
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脈が飛ぶ・脈が不規則に感じる
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急に脈が速くなり、しばらくすると治まる
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胸がつまるような不快感がある
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動悸とともに息切れやめまいがある
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寝ているときに脈の乱れで目が覚める
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ストレスや不安を感じると動悸が強くなる
動悸・不整脈のおもな種類
動悸・不整脈にはさまざまなタイプがあり、治療の必要性も異なります。
期外収縮
最も多い不整脈です。通常のリズムより早いタイミングで心臓が拍動し、「脈が飛ぶ」「ドクンと強く打つ」と感じます。多くは心配のないものですが、頻度が高い場合や症状が強い場合は治療を検討します。
心房細動
心房が不規則に細かく震え、脈が乱れる不整脈です。動悸や息切れを感じることがあり、放置すると脳梗塞のリスクが高まるため、早期の診断と治療が重要です。
発作性上室性頻拍
突然脈が速くなり(1分間に150回以上)、しばらくすると急に止まるのが特徴です。動悸やめまい、胸の不快感を伴います。若い方にも見られます。
洞性頻脈・徐脈
心臓の正常なリズムのまま脈が速くなる(頻脈)、または遅くなる(徐脈)状態です。緊張・運動・発熱・貧血・甲状腺異常・薬の副作用など、さまざまな原因で起こります。
心室性不整脈(要注意)
心室から発生する不整脈で、重症の場合は失神や心停止につながる危険があります。胸痛・失神・強い動悸がある場合は、すぐに医療機関を受診してください。
こんな動悸・不整脈は要注意です
以下の症状がある場合は、重大な疾患が隠れている可能性があります。速やかに受診してください。
すぐに受診が必要なサイン
- 動悸とともに胸の痛み・圧迫感がある
- 意識がもうろうとする・失神した
- 安静時でも強い動悸が長時間続く
- 息切れがひどく横になれない
- 脈が極端に速い(1分間に150回以上)または遅い(1分間に40回以下)
- 冷や汗を伴う強い動悸がある
当院の治療アプローチ
動悸・不整脈の種類と原因に合わせて、複数のアプローチから最適な治療を組み合わせます。
薬物療法
不整脈の種類に応じて、脈を整える薬(抗不整脈薬)や脈の速さを調節する薬(β遮断薬など)を処方します。心房細動の場合は脳梗塞予防のための抗凝固薬を使用することもあります。
生活習慣の改善
カフェイン・アルコールの過剰摂取、睡眠不足、過度なストレスは動悸・不整脈を悪化させる要因です。日常生活の見直しをサポートし、症状の軽減・予防につなげます。
経過観察・モニタリング
症状が一時的な場合や良性の不整脈の場合は、定期的な心電図検査や診察で経過を観察します。必要に応じてホルター心電図(24時間心電図)による精密検査もご案内します。