症状

Symptoms

痰に血が混じる(血痰が出る)

痰に血が混じる(血痰)症状は、気管支の軽い炎症から肺がん・肺結核などの重大な疾患まで、さまざまな原因で起こります。少量でも血痰が出た場合は、早めの受診をおすすめします。当院では、丁寧な問診と胸部X線・血液検査などで原因を探り、適切な対応をご提案します。

こんな症状はありませんか?

以下のような症状にお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

  • 痰に赤い血が混じっていた

  • 痰がピンク色や赤褐色になっている

  • 咳き込んだ後に血が出た

  • 血痰が繰り返し出る

  • 血痰とともに咳が長引いている

  • 血痰とともに発熱がある

  • 喫煙歴があり血痰が出た

血痰のおもな原因

血痰の原因はさまざまで、緊急性の高いものから軽度のものまであります。

気管支炎

激しい咳により気管支の粘膜が傷つき、少量の血が痰に混じることがあります。風邪の後などに一時的に見られ、多くは自然に治まります。

肺炎

細菌やウイルスの感染による肺炎では、さび色や血の混じった痰が出ることがあります。発熱・咳・息切れを伴います。

気管支拡張症

気管支が異常に広がった状態で、繰り返す感染や出血により血痰が出やすくなります。慢性的な咳と大量の痰を伴うことが特徴です。

肺結核

結核菌による肺の感染症で、長引く咳・微熱・体重減少とともに血痰が出ることがあります。周囲への感染を防ぐためにも、早期の診断が重要です。

肺がん

肺がんの初期症状として血痰が現れることがあります。特に喫煙歴のある方で、長引く咳や血痰がある場合は精密検査が必要です。

こんな場合は要注意です

以下の症状がある場合は、重大な疾患が隠れている可能性があります。速やかに受診してください。

すぐに受診が必要なサイン

  • 大量の血を吐いた(喀血)
  • 血痰が繰り返し出る
  • 息切れ・呼吸困難を伴う血痰
  • 急激な体重減少がある
  • 喫煙歴がある・長年の喫煙者
  • 高熱・寝汗が続いている

当院の治療アプローチ

血痰の原因に合わせて、適切な検査と治療を行います。

精密検査の実施

胸部X線検査、血液検査、痰の検査(細菌培養・細胞診)などを行い、血痰の原因を特定します。必要に応じてCT検査が可能な医療機関と連携します。

薬物療法

気管支炎には鎮咳薬・去痰薬、肺炎には抗菌薬、肺結核には抗結核薬など、原因に応じた治療を行います。

経過観察・フォローアップ

治療後も定期的な検査で経過を観察し、再発や悪化がないか確認します。喫煙者の方には禁煙支援も行います。