症状

Symptoms

安静にしていても息苦しい・呼吸がしにくい

安静時にも息苦しさを感じる症状は、心臓・肺の重大な疾患や貧血、パニック障害など、さまざまな原因で起こります。緊急性が高い場合もありますので、早めの受診をおすすめします。当院では、丁寧な問診と必要な検査で原因を探り、患者さま一人ひとりに合った治療をご提案します。

こんな症状はありませんか?

以下のような症状にお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

  • 安静にしていても息苦しさを感じる

  • 深く息を吸い込めない感じがする

  • 呼吸が浅く速くなっている

  • 息苦しさとともに動悸がある

  • 息苦しさとともに不安感がある

  • 酸素が足りないような感じがする

  • 息苦しさが繰り返し起こる

安静時の息苦しさのおもな原因

安静時にも呼吸困難を感じる場合、以下のような原因が考えられます。

心不全

心臓のポンプ機能が低下し、肺にうっ血が起こることで安静時にも息苦しさを感じます。特に横になると悪化し、起き上がると楽になるのが特徴です。

気管支喘息の発作

気道が強く収縮し、安静時にも呼吸困難・喘鳴が起こります。アレルゲンへの暴露や風邪をきっかけに発作が起こることがあります。

肺塞栓症

足の静脈にできた血栓が肺に詰まり、突然の息苦しさ・胸の痛み・頻脈が起こる緊急疾患です。長時間の座位や手術後にリスクが高まります。

過換気症候群・パニック障害

強い不安やストレスにより呼吸が速く浅くなり、息苦しさ・手足のしびれ・めまいが起こります。心臓や肺に異常がないにもかかわらず症状が繰り返されます。

貧血

重度の貧血では、安静時にも酸素不足による息苦しさを感じることがあります。だるさ・めまい・動悸を伴います。

間質性肺疾患・COPD増悪

肺の疾患が進行すると、安静時にも十分な酸素を取り込めなくなり息苦しさが続きます。

こんな息苦しさは要注意です

以下の症状がある場合は、重大な疾患が隠れている可能性があります。速やかに受診してください。

すぐに受診が必要なサイン

  • 突然の激しい息苦しさ
  • 胸の痛みや圧迫感を伴う
  • 唇や爪が紫色になっている(チアノーゼ)
  • 意識がもうろうとしている
  • 横になれないほどの息苦しさ
  • 足のむくみ・急激な体重増加がある

当院の治療アプローチ

安静時の息苦しさの原因に合わせて、適切な検査と治療を行います。

精密検査の実施

心電図、胸部X線検査、血液検査(BNP・Dダイマー・貧血指標など)、呼吸機能検査、心臓エコー検査、パルスオキシメトリー(酸素飽和度測定)などで原因を特定します。

薬物療法

心不全には利尿薬・強心薬、喘息には吸入ステロイド薬・気管支拡張薬、貧血には鉄剤、パニック障害には抗不安薬など、原因に応じた治療を行います。

経過観察・生活指導

定期的な検査で経過を観察し、日常生活での注意点(安静度の調整、禁煙、体重管理、酸素管理など)をサポートします。