症状

Symptoms

家族にいびきがうるさい・呼吸が止まっていると言われた

ご家族からいびきの大きさや睡眠中の無呼吸を指摘された場合、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の可能性があります。SASは放置すると高血圧・心筋梗塞・脳卒中・交通事故のリスクを高める疾患です。当院では、簡易検査による診断と適切な治療をご提案します。

こんな症状はありませんか?

以下のような状況に当てはまる方は、お気軽にご相談ください。

  • 家族にいびきがうるさいと言われる

  • 寝ている間に呼吸が止まっていると指摘された

  • 夜中に苦しくなって目が覚めることがある

  • 日中に強い眠気を感じる

  • 起床時に頭痛や口の乾きがある

  • しっかり寝ても疲れが取れない

  • 肥満気味である・首が太い

いびき・無呼吸のおもな原因

いびきや睡眠中の無呼吸にはさまざまな原因があります。

閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)

睡眠中にのどの筋肉が緩み、気道がふさがることで無呼吸やいびきが起こります。SASの大部分を占め、肥満・加齢・顎の形態・扁桃肥大・飲酒・鼻づまりなどがリスク要因です。

中枢性睡眠時無呼吸症候群

脳から呼吸の指令がうまく出なくなることで無呼吸が起こるタイプです。心不全などの疾患と合併することがあります。

単純性いびき

気道の狭窄によりいびきは出るものの、無呼吸や低呼吸を伴わない状態です。飲酒・疲労・鼻づまり・仰向けでの睡眠などで悪化します。ただし、将来SASに進行する可能性もあります。

肥満

体重増加により首周りや舌に脂肪がつくと、気道が狭くなりやすくなります。SASの最大のリスク要因であり、減量により症状が改善することも多いです。

こんな場合は早めに受診してください

以下に当てはまる場合は、早めの受診をおすすめします。

早めの受診をおすすめする場合

  • 睡眠中に呼吸が10秒以上止まると指摘された
  • 日中の眠気で仕事や運転に支障がある
  • 高血圧を指摘されている・薬が効きにくい
  • 夜間に何度もトイレに起きる
  • 起床時の頭痛が頻繁にある
  • 集中力の低下や記憶力の衰えを感じる

当院の治療アプローチ

睡眠時無呼吸症候群の程度に合わせて、適切な治療を行います。

簡易検査・精密検査

ご自宅で装着できる簡易検査機器を用いて、睡眠中の呼吸状態・酸素飽和度・いびきの程度を測定します。結果に応じて精密検査(終夜睡眠ポリグラフ検査)をご案内する場合もあります。

CPAP療法

中等症〜重症のSASに対して、就寝時に鼻マスクから空気を送り込み気道を広げるCPAP(シーパップ)療法を行います。保険適用で治療でき、多くの方が症状の改善を実感されています。

いびきのレーザー治療(パルスサーミア)

口蓋垂(のどちんこ)や軟口蓋にレーザーを照射し、組織を引き締めて気道を広げる治療です。切開を伴わないため痛みやダウンタイムが少なく、いびきの軽減に効果が期待できます。CPAPが合わない方や軽症〜中等症の方にもご検討いただけます。

生活習慣の改善

減量、禁酒(特に就寝前)、横向きでの睡眠、禁煙など、気道の狭窄を改善する生活指導を行います。軽症のSASでは生活改善のみで症状が改善することもあります。